フタバ産業株式会社が、イノベーション活動を加速させるSaaS「InnovationCapital Pathfinder(ICP)」を導入

アスタミューゼ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:永井歩、以下アスタミューゼ)は、フタバ産業株式会社(本社:愛知県岡崎市、代表取締役社長:吉貴 寛良、以下 フタバ産業)にて、イノベーション活動を加速させるSaaS「InnovationCapital Pathfinder(ICP)」を導入頂いたことをお知らせいたします。今回の導入により、フタバ産業は、「InnovationCapital Pathfinder(ICP)」を活用し、特許等を含む技術情報の有効活用を推進致します。

フタバ産業より

導入の背景や課題について

フタバ産業は自動車部品事業で培ってきたコア技術を活かしたイノベーションの創出に取り組んでいます。従来は、産学官の連携をベースとしたシーズ・ニーズの探索による検討方法で進めてまいりましたが、今回、アスタミューゼが提供している「InnovationCapital Pathfinder(ICP)」というサービスを知り、「特許の牽制関係により自社技術の用途展開先の検討が可能になる」という、効率的でまったく新しい切り口のイノベーション活動を加速させる手段であると考え、本サービスを導入することに致しました。

フタバ産業における「ICP」の活用について

アスタミューゼが提供している「InnovationCapital Pathfinder(ICP)」のイノベーションサーチ機能を活用することにより、今まで注目していなかった有望成長領域への気付きや自社特許の価値を改めて検証することができました。また独自に定義された136の有望成長領域レポートを閲覧することにより、より幅広いイノベーション創出の検討が可能となりました。

フタバ産業株式会社について

フタバ産業は、商品企画から開発、製造、品質保証まで一貫したものづくり体制の下、「排気系部品」(国内トップシェア)や「ボデー部品・内装部品」「足回り部品」「燃料系部品」など、自動車の性能を大きく左右する様々な製品を開発・生産しているグローバルサプライヤーです。

当社は、新5カ年計画で「挑戦する人の集団」「モノづくりで社会に貢献」「新しい価値を世界へ提供」を目指す姿に掲げており、日本国内およびアジア・北米・欧州に20以上の連結子会社・関連会社を持つ強みを活かし、生産の海外シフトやグローバル化を積極的に進めています。

また一方で、これまでに培った自動車技術を応用して、今までムダにしていた熱エネルギーを新たな資源として見直し、再利用するという取り組みや、付加価値の高い環境対応商品のグローバル供給体制の強化、農業分野など、積極的に事業を展開しています。

詳細はウェブサイト https://www.futabasangyo.com/ をご覧ください。

「InnovationCapital Pathfinder(ICP)」について

(詳細はこちら:https://pathfinder.innovation-capital.biz/

「InnovationCapital Pathfinder(ICP)」は、新規事業の探索(知の探索)と既存事業の深化(知の深化)をWeb上で実現できるSaaSとなります。主な機能としては下記4つとなりますが、お客様のイノベーション支援に向けて引き続き機能開発に注力して参ります。

1. イノベーションサーチ機能

アスタミューゼが独自に定義している136の有望成長領域に紐づく特許の牽制関係(特許登録の拒絶理由通知における引用・被引用関係)を網羅的・機械的に把握でき、貴社技術の新たな用途展開先の検討が可能

2. アイデア管理機能

イノベーションサーチで創出した事業案をInnovationCapital Pathfinder(ICP)上に登録・蓄積する事ができ、社内の新規事業案をメンバー間で共有し、またメンバーの異動になり途絶えがちな新規事業案を途絶える事なく蓄積する事が可能

3. 有望成長領域簡易レポートダウンロード機能

アスタミューゼが独自定義している136の有望成長領域レポートを各市場単位でダウンロードでき、用途展開先での市場を把握する事で新規事業案の深掘りが可能

4. 研究課題(グラント)検索機能

世界25か国35情報源から成る8,000大学・研究機関における500万件のグラントデータ(研究機関・研究者、研究テーマなど)を検索でき、新規事業における提携・投資先の検討、R&Dテーマ設定に向けた世界最先端の研究課題の探索・競合調査等が可能