社員インタビュー・開発インフラ部長並河祐貴

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開発インフラ部の部長として開発及びインフラメンバーを統括しています。

主に開発関連技術のとりまとめ、あと事業的には転職サイトの開発ディレクションと、インフラチームとしてサービスインフラや社内インフラ全般を見ています。

■「自分は経営や事業目線で意思決定したことが少ない」新たな可能性を見るために転職

前職はサイバーエージェントというゲーム・ネットメディアの会社で、トラフィックの大きなサービスのインフラ構築や運用、それに伴うエンジニア25名のマネジメントをしていました。 当時僕がメインで担当していたサービスは右肩上がりの成長で大変多くのユーザー数がいましたが、システム面は全く追いついておらず、入社した当時はほぼ毎日トラブル対応、深夜だろうが土日だろうが、何か問題が発生すれば対応する。といま思えばかなりハードな状況でした。

事情はどうあれ事前の告知無しに長時間のトラブルが起きメンテナンスをしなければいけないのはユーザーに申し訳なく、1人のエンジニアとして屈辱でした。 この状況をどうにかしたいとエンジニア全員で取り組み、システム更新に毎回3時間掛かっていた仕組みを5分で済むようにしたり、トラブル対応を当番制にしたり徐々に改善を進めた結果、2年ほど経った頃には毎月数十時間もサービスを停止させていた状況から、安定したサービスをユーザーに提供できるようになりました。

長い時間が掛かりましたが、その間サポートしてくれた職場の文化には今も感謝しています。 技術面でもユーザー1,000万人級のサービスに取り組めること自体貴重な体験で、待遇面も悪くなかったと思います。エンジニアとして成長できる環境は十分ありましたが、正直1人のエンジニアとしてこれからもずっと現在の延長線上でエンジニアを続けるイメージもありませんでした。

当時僕は一般的な会社で言う部長職でしたが、「並河を信頼して任せる、何かあれば俺が責任を持つ」と僕の上にいるCTOや管掌役員には、不自由なく仕事をさせてもらえていました。 ただそれは経営目線、事業目線を持った役員陣が裁量権限によって意思決定していたという事です。

自分は、少なくとも前職ではその意思決定する仕事をしたことが無かった、この差は大きいです。 エンジニアリングだけでなく経営目線や事業目線で考え決断をする、そういった今まで自分が出来なかったことに挑戦する時間として、30代後半の5年間を投資し40代を迎えた方が人生面白くなると考えました。

■「今回は人で選ぼう」初対面から2年後、アスタミューゼへ

他の会社も含め、自分の可能性を広く見てみようと思いました。 より意思決定できる、経営と近いところで仕事ができる、そこに技術者として貢献できるかどうか?その条件に当てはまっていれば、事業内容は関係なく、色々な方にあって話を聞きました。

アスタミューゼに入社したのは2015年の9月ですが、最初に取締役の白木さんと会ったのは2013年11月頃です。色々な会社と会ってみようと動き始めた最初の頃で、たしか会社で少し話をした後飲みに行きました。 正直、その時どんな話をしたか覚えていないのですが、当時の印象は「よくわからないけど、壮大な事にチャレンジしていて面白そうな会社だな」でした。

中でも特に、白木さんが印象的でした。「この人絶対年上だろうな(※)」と思うくらいしっかりとビジョンを持っていて、話が面白かったのを覚えています。(※実際は白木の方が年下です。)

何とも言い難い、「あ、いい女だな(※)」みたいな感覚あるじゃないですか(笑) 話しながら価値観が一緒な気がする、とにかく好感を持ったんです。 (※念のため、白木は男です)

その後も色々な会社の経営者とお会いし話を聞くうちに、自然と「今回は人で選ぼう」と考えていました。 業務内容や、条件面も大事ですが、やはり一緒に仕事をする際に欠かせない互いの間に信用関係が築けるかどうか、少し説明すれば理解してもらえるといった阿吽の呼吸、向いている方向が一緒かどうかを重視しました。

最初にアスタミューゼの白木さんと話をしたあと、色々な会社の方と会いましたが、その間も3か月に1度くらい白木さんや永井さん家高さん等他の取締役の方とも飲みに行って色々な話をしました。

その上で、自分の中では人で選ぶなら1番はアスタミューゼだなと。 とにかく、重視していた話が通じるかどうか、信頼関係が築けそうかという点で選びました。 最初にお会いしてから約2年、2015年の9月に入社します。

■「普段深い話をしているわけではないけど、意思疎通と信用が築けている」

転職したあと、「なぜアスタミューゼを選んだの?」と何回か聞かれました。 「価値観が一緒」とか「阿吽の呼吸」って感覚的なので、凄く言語化が難しいんですよね。

例えば入社から約2年弱経ったいまも、白木さんと2人で話していて「色々手法はありますけど、最終的にはこういう点を重視したいですよね」と言うと、ほぼ同じことを考えている。普段そこまで白木さんと深い話をしているわけではないのに、こうした日々のやりとりで「少しの説明で意思疎通ができる」「信用を築くためのプロセスの速さ」がある。

新しい可能性を見よう、意思決定できるキャリアに挑戦してみよう、という自分の変化には家庭の存在も大きいと思います。 今も思うのは、僕はやはりエンジニアリングが好きで自分で手を動かすのが好きなんです。 だから、もしいま独身だったらずっとエンジニアとして楽しくやればいい、と意思決定に関わる仕事への挑戦をしなかったかもしれない。

有難いことに、妻は結婚後ずっと僕のやることに反対したりや懸念を抱いたりしません。 前職からの転職を考えた時も妻にも伺いを立てたのですが「信用しているので好きにしてください」と。 家族に大きな影響を与えるような話なら別でしょうけど、そこまでの事をする人ではないという信頼があったのかなと思います。

■「大変なことをしているけど、根幹にある理念の軸がブレない会社だなと思います。」

アスタミューゼは良くも悪くもベンチャーっぽい会社だなと思います。 色々なことが思った通りにうまくは行かない、けど独自性のある、ニッチだけど未来に対して重要なことを常にやろうとしていて、その根幹にある理念やビジョンの軸はブレない会社だと思います。

当然、独自色が強くニッチですから、ビジネス推進やマネタイズの難易度も高くいいことばかりではない。 でも1人のエンジニアとして、アスタミューゼが保有する「世の中の技術や人に関するデータ」は面白く、もっと分析して活用できるようにしたいと思えるものが沢山あるなと思います。

僕はよく人に「色んな人に会ったほうがいいよ」という話をします。 僕自身転職活動がきっかけで色々な業種の方と話す機会を得て、エンジニア、1人のビジネスマンとして人生をどう生きるかの多角的な視点や考えを身に着けられました。

いまもその頃繋がった方と定期的に情報交換させていただいたり、中にはビジネスで繋がったりと、僕にとっての資産になっています。 仕事に限らず趣味や人生そのものを豊かにするような、何かしらのメリットになる。

時々、エンジニアとして今後のキャリアパスについて相談を受けることもありますが、僕の経験や価値観はあくまで「僕の場合」の話ですから、その手法や哲学を押し付けても意味は無いと思います。 だからその人自身がどうしたいか?を尊重して引き出すようにしています。

僕自身も正直40代後半の生き方が見えていないので、なるべく年上のエンジニアの方と話す機会を多くするようにしています。その中で30代後半の時期に投資をしよう、経営・事業の目線を身に着けて意思決定の機会を増やそう、と考えアスタミューゼに繋がりましたから。

しつこいですけど、色んな人と話したほうがいいです。 これ、採用のページに出るんですよね?僕らとも話しましょう。お待ちしています(笑)

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