データ解析による「未来予測」の新手法の提供を開始

アスタミューゼ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 永井歩)は、 自社が保有する世界193ヵ国、39言語、7億件を超える世界最大級の無形資産可視化データベースから抽出したデータを解析し、「未来予測」の手法を新たに開発し、提供開始したことをお知らせいたします。

各企業における現状の事業領域や、今後参入を検討している新規事業領域が近い将来どう変化していくのかを予測/把握することは企業の競争力を維持する上で極めて重要と認識されています。特に、技術的進歩を含む市場環境の激化に伴い、市場や技術的ルール自体が大幅に書き変わることもある現在において、「未来予測」は重要性を増しています。しかしながら、実際に未来予測/未来把握を一定の精度でてきている企業は多くありません。

それには下記の2つ理由があり、既存の事業の延長になりがちであるからです。

  1. 既存技術や既存事業への投資が大きいほど、既存の延長線上に未来があって欲しいという思い(バイアス)があるため
  2. 既存産業と今後融合していく産業/テクノロジーのデータに、知識体系(専門用語)の壁があるため

アスタミューゼの未来予測の特徴

アスタミューゼでは、中長期的にプレイヤーチェンジを起こす可能性のある動きを特定するため、技術とそれを生み出す人物の双方に着目します。特許・論文・グラントの3つのデータソースに対して、対象技術領域におけるイノベータを抽出し、イノベータ個人の研究開発活動や所属の変遷などの動向を把握。また、テキストマイニングを活用し、技術や用途に関するキーワードの出現頻度を解析した上で、キーワード出現頻度の時系列変化をデータソースごとに可視化。これらの解析により技術領域の微細な動きの特定を可能にします。さらに、抽出したキーワードを含み、未来の”萌芽”となりうる技術や研究情報をアナリストが考察し、より精度の高い未来予測/未来の把握に繋げます。分析対象技術領域はご要望に応じて柔軟に定めることが可能です。

アスタミューゼでは、新規事業開発や企業の中長期の経営計画策定、研究開発計画の立案などに際し、データドリブンでより解像度の高い未来予測/把握をご提供いたします。

本件に対する問い合わせ

アスタミューゼ株式会社 CI・広報室
E-Mail: press@astamuse.co.jp